
胸やけ・酸っぱいものが上がってくることはありませんか?
「食後に胸が焼けるような感じがする」
「酸っぱいものや苦いものが上がってくる」
「食後や横になったときに症状が出やすい」
このような症状は、胃酸などの胃の内容物が食道へ逆流することで起こることがあります。
逆流性食道炎では、お薬による治療だけでなく、毎日の食事や生活習慣を見直すことも大切です。
① 食べすぎを避けましょう
一度にたくさん食べると、胃の中の圧力が高まり、逆流しやすくなることがあります。
腹八分目を意識し、ゆっくりよく噛んで食べましょう。
特に脂っこい料理をたくさん食べたあとに症状が出る方は、量を控えてみましょう。
② 食後すぐに横にならない
食事のあと、すぐに横になると胃の内容物が逆流しやすくなります。
夕食はできるだけ就寝直前を避け、食後すぐに横にならないようにしましょう。
夜間に胸やけが起こりやすい方は、夕食の時間や量を見直してみることも大切です。
③ 症状が出やすい食べ物・飲み物を知りましょう
脂肪分の多い食事、アルコール、チョコレート、コーヒー、香辛料の多い料理などで症状が強くなる方もいます。
すべてを一律に禁止する必要はありません。
**「何を食べたときに症状が出るか」**を意識し、自分にとって症状の出やすいものを控えるようにしましょう。
④ お腹を締めつけすぎない
きついベルトや衣服などでお腹を強く締めつけると、腹圧が高まり逆流しやすくなることがあります。
食後は特に、お腹を締めつけすぎない服装を心がけましょう。
また、前かがみの姿勢で症状が出る方は、長時間その姿勢を続けないよう注意しましょう。
⑤ 適正な体重を心がけましょう
体重の増加によってお腹に圧力がかかると、胃酸が逆流しやすくなることがあります。
体重が気になる方は、無理な減量ではなく、食事や運動など生活習慣を少しずつ見直していきましょう。
こんなときは医療機関へ
胸やけだと思っていても、別の病気が隠れている場合があります。
特に、
- 胸の強い痛みや圧迫感がある
- 食べ物がつかえる、飲み込みにくい
- 吐血や黒っぽい便がある
- 嘔吐を繰り返す
- 原因の分からない体重減少がある
- 症状が長く続く、または繰り返す
このような場合は、自己判断で市販薬を使い続けず、医療機関へ相談しましょう。
薬局からひとこと
逆流性食道炎の治療には、胃酸の分泌を抑えるお薬などが使われます。
症状が良くなったからといって、処方されたお薬を自己判断で中止せず、医師の指示に従って服用しましょう。
「胸やけがなかなか治らない」
「この薬はいつ飲めばいい?」
「市販の胃薬を一緒に使っても大丈夫?」
など、お薬や生活習慣について気になることがありましたら、お気軽に薬剤師へご相談ください。
